教 科 別 指 導 方 針

 算数を学習する上での基礎的な知識を無くして、算数が出来る訳がありません。
その基礎知識を大きく分けると

①計算力(単位換算含)
②数の性質
③割合関係(比、比例配分、歩合、百分率等)
④図形(空間図形、面積、体積等)





以上です。
そして、これらの要素が互いに関連性をもって特殊算法(文章題)は構成されているのです。ですから、断片的な知識では言うに及ばず、その関連性を無視し、むやみに問題に取り組んでみても、掛け算を知らないで割り算に挑むようなもので、全く無駄な努力に終わるのです。当セミナーでは、これらの基礎知識の習得を4年までに終わり、5年からは、入試レベルの総合的な系統学習に入ります。ここでは、一般的に難しいと言われている文章題に取り組むわけですが、過去30余年にわたり、全ての文章題を徹底的に分析し、さらに子供の生活指数とも考え合わせ、系統的に体系化した独自の教材「サカモト式算数」を使用しますので、4年までの基礎知識がしっかり定着しておれば、必ず入試レベルの学力がつくでしょう。6年では、さらにレベルアップした総合的系統学習を行います。後期(9月以降)には、志望校別に的を絞っ
た密度の高い授業で受験必勝を期します。

 「国語の勉強は、どのようにしたらよいのかわからない」という声をよく聞きます。また、最近の受験問題は、設問も複雑多彩を極め、単なる“問題量をこなす”という学習法では解決できなくなってきています。そこで、当セミナーでは、論説文・説明文・随筆・小説・詩・短歌・俳句・文法・語句の各分野をあらゆる角度から、詳細に検討し、生徒達が理解しやすく、学習しやすいように系統立てました。さらに高学年では、今までの学習を土台とし、これだけの着眼点・考え方・解法をすれば、高度な問題にも対応できる、というサカモト独自の学習法で、国語の完全マスターを計ります。

 理科の内容はとても幅広く、しかもその内容は深いつながりをもっています。ですから、断片的な知識だけではとても入試には通用しません。当セミナーのカリキュラムでは、4年から6年までの学習内容を徹底的に分析し、つながりのある単元を、生物・宇宙・力学・電気・化学・その他の6つの分野に整理し、系統的な学習ができるように構成してあります。また、一般に理解しにくいと言われている力学・電気の両分野についても、独自の“ステップ方式”により完全マスターを計ります。

※ステップ方式とは・・・
力学・電気の分野に採用。学習内容の説明→例題の解説→練習問題。以上を1つのステップとして、考え方、解き方を理解させます。できれば次のステップへと移り、ステップが増すほどに内容は高度化します。最後まで進めば、ほとんどの入試問題が解けるようになります。
3年生、4年生の内容を単元別かつ総合的に学習していきます。同時に、生徒に理科の基本的な学習態度を身につけさせ、5年生・6年生につながる基礎的な知識の習得を目指します。
4年生の復習とあわせ、5年生の単元を細かく分けてわかるまで学習していきます。 必要に応じて6年生の分野にも踏み込み、入試に向けた基礎を確実に固め、応用・発展も会わせて理解できるように指導していきます。
前半は、4年生6年生までの総復習に取り組み、もう一度確実に内容が習得できるよう指導します。後半は、入試に向け応用・発展・入試(対策)を重点的に学習し、高いレベルの思考力を養うよう学習していきます。

 近年、受験における社会科の比重は各有名中学とも高くなる傾向にあります。しかもその出題内容は高校レベルに及ぶものの方が多く、つまり社会科における受験のポイントは、いかに幅広く、そして能率良く、多くの知識を習得するかにあると言ってよいでしょう。歴史学習では、暗記的な年代や断片的な事柄にとらわれない、時代を通したものの見方を育てます。そのため核となる政治史を縦糸に、人物・文化・経済を横糸にして、知識を体系化させていく授業をします。はじめは講義がほとんどですが、概要がつかめた時点で確認テストを行い、講義・テスト・講義・という構成へ移行します。また、地理においては、まず地図と慣れ親しむことが一番の近道です。授業では地名が出てくるごとに場所を地図で確認させ、さらにこれと平行して最新の統計・資料を駆使して日本の動向を肌で感じさせます。公民では、出題されるあらゆる問題をパターン化して、確実に実力を向上させるように指導します。

講義中心で授業を進めていきます。習った単元は、その日の内に、確認テストを行います。解答はよりくわしく、わかりやすく解説します。これにより生徒達の理解を深め、 強く興味を引き起こさせます。覚える社会から考える社会へと、ステップアップすることが大切です。特に地理は5年段階で入試レベルにまで引き上げています。
公民は比較的範囲がせまく、学習するポイントが絞られているため、学習しやすい教科です。6年生からの学習で充分深く学習できます。5年生段階で歴史の基本的事項は学習できております。それを土台にさらに深い講義を行い、政治・経済・文化の流れをしっかりと定着させていきます。